看護師として働き始めたときに大きなハードルになるのが現場で使用している医療用語に慣れることです。医師や検査技師などと会話をする際には欠かせないものであり、現場慣れしてしまうまでは毎回のように内容理解に苦しんでしまうでしょう。
その問題解決の方法として有用なのが同僚と一緒に覚えることです。まだ経験の浅い同僚がいたら、互いに競い合うようにしたり、教え合うようにしたりして覚えていくと精神的な負担が小さくなるでしょう。
特に有用な方法として、夜勤の時間を使うのも考慮する価値があります。夜勤は働き始めの看護師にとってのもう一つの大きなハードルです。あまり仕事がない夜勤の場合にはいかにして眠らないですぐに必要時に働ける状態を維持するかが大きな問題となります。
また、忙しい現場の場合には仕事が突然なくなったときにスイッチが切れてしまわないように意識を維持するのに苦労しがちです。その際に同僚と一緒に医療用語を覚えると良いでしょう。会話を続けながら覚えていくようにすると眠気も覚めていきます。一人が眠りそうになっても、もう一人が起こしてあげられるため、辛くなりがちな夜勤を乗り越える方法として役に立つのです。
暇になってしまう時間を有効利用して、現場で役立つ知識を増やせるのもメリットであり、うまく同僚と協力すると同時に二つの悩みを解消できるでしょう。協力的な先輩がいる場合には先輩の力を借りるのも一考の価値があります。